「この世界の片隅に」思わぬヒットで前作にも注目
上映館は200以上に広がり、興行収入はまもなく20億円に届く勢いのアニメ映画「この世界の片隅に」。予想以上のヒットで、片渕須直監督(56)の前作「マイマイ新子と千年の魔法」が注目を浴びるという嬉しい“珍事”が起きている。
「新宿ピカデリーでの再上映会は1月8日に232席、20日には同館最大の580席のスクリーンで行われ、両日とも満席」(映画記者)
作家、高樹のぶ子さんの自伝的小説「マイマイ新子」が原作。昭和30年代の山口県防府が舞台で、小学3年生の新子と東京からの転校生らとの日常が生き生きと伝わってくる。...