早くも始まった経団連“ポスト榊原”レース 本命は

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 経団連の次期会長人事が本格的に動き始めている。2020年に東京五輪を控えていることもあり、財界からは“日本を代表する企業のトップを”との声も少なくない。経団連会長の任期は2期4年。榊原定征会長(73)の任期は2018年6月までだが、年内にも後任会長を内定させたい考えだという。

 榊原会長の後任は16人いる副会長のなかから選任されるが、メーカーの“トップ経験者”という暗黙のルールがある。全国紙の経済部デスクの解説では、

「混乱を避けるため、経団連の会長人事は、現職が退任する1年前から動き出すのが慣例。...

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