女優の仕事はない「のん」 渡辺えりが共演の可能性を明かす

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舞台のイラスト

「実を言うと、彼女に手を差し伸べた女優がいます」

 とは、演劇関係者。

「あまちゃんで共演した渡辺えりさんですよ。のんと渡辺さんは、公私ともに親しく、のんは何度も渡辺さんの舞台を観に行ってます。元々、渡辺さんは彼女を女優として高く評価している。そこで、自ら主宰するオフィス3○○(さんじゅうまる)の舞台に出す計画が進んでいます」

 1月18日からオフィス3○○主催、作・演出・振付渡辺えりの「鯨よ!私の手に乗れ」という舞台が始まった。

「この舞台のチラシのイラストを描いてるのがのんさんです。彼女は絵が好きで、昨年、ブログに自ら描いた『くまモン』を載せて話題になった。今回は、渡辺さんの舞台に出る手始めとしてイラストを頼まれたそうです」(同)

 チラシに目を向けると、鯨に乗る2人の少女が独特なタッチで描かれている。渡辺に聞くと、

「のんちゃんには、昨年夏、舞台で失踪する劇作家が描いた絵をお願いしました。原画を見た時は、私のイメージ通りの作品が来たと思いました。あの絵は、舞台でも重要な意味があるんですよ」

 のんとの共演については、

「彼女とは、『2人で一緒に舞台をやりたいね』という話は以前からしてます。企画も色々ありますが、のんちゃんは今踊りや歌のレッスンを受けている最中でもあり、いつとはきちっと言えません。機が熟したらやりたいと思っています」

 先の演劇関係者も、

「演劇の場合、テレビや映画に比べ制約が少ない。ましてや、オフィス3○○は渡辺さんの劇団ですからね。たとえ他から横やりが入っても、彼女の意向で出演者は決められる。のんの出演も可能でしょう」

 ならば、「あまちゃん」を舞台でやったらどうか。

週刊新潮 2017年1月26日号掲載

ワイド特集「秘せずは花なるべからず」より

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