国分太一、加藤シゲアキ、坂上忍も感動 声を取り戻す過程を綴ったつんく♂手記に、反響続々

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 シャ乱Qのボーカルで音楽プロデューサーのつんく♂が18日発売の「新潮45」2月号に寄せた手記が大きな反響を呼んでいる。

 喉頭癌によって声帯を摘出してから2年。自身が病から学んだセカンドオピニオンの大切さや、食道発声によって家族やスタッフとなんとか日常会話が出来るようになってきた現在の生活などを綴っている。

 20日のTBS系「白熱ライブビビット」では、手記を紹介するMCの国分太一、真矢みきにつんく♂本人がメッセージも寄せた。

 手記で「なんとか意思疎通が出来るようになってきた」と綴った食道発声については「声というよりは音、まだまだ100%は伝わらないが、活路を見いだしたい」と言い、日々楽しみながらがんばっていることを報告。

 それを聞いた国分太一は「つんく♂さんはいつも新しい風を吹かせてくれる。生粋のプロデューサー」と評し、声帯摘出手術の直後につんく♂の自宅で行ったTOKIOの面々とつんく♂のセッションの様子を思い返し話していた。

 ゲストの加藤シゲアキも「なぜか逆にこちらが励まされてしまうくらいに前向き」と笑顔を見せた。自身の公演をプロデュースしてもらった経験を持つ真矢みきも「不便ではあるが、不幸ではない」と綴るつんく♂の強さに「生きる姿勢がかっこいい」と脱帽した。

 フジテレビ系「生ホンネトークバラエティ バイキング」では、闘病からつんく♂が学んだセカンドオピニオンの大切さ、検査や病院に行くことを面倒がらないことなどが大きな話題に。

 ゲストの渡辺えりは、誰も責めていないこのポジティブな力は尊敬。見習いたいと、手元の手記の一部を読み上げた。

 坂上忍も、医師批判をするのではなく、自分の身体は自分で守らなくてはいけない、ということを綴っていて、めちゃめちゃ説得力がある。この手記は本当に読んでほしいと絶賛。

 手記は、

「病気は嫌な出来事ですが、病気によって気づけた事も、学んだこともたくさんあります。
とりあえず今は前を向いて毎日一歩ずつ進んでいきたいと思います。
さあ、今日も楽しくいきますか!」

 と結ばれている。

 4月には、今年も近畿大学の入学式をプロデュースする予定だというつんく♂。どんなことをしてくれるのか、注目が集まる。

デイリー新潮編集部

2017年1月18日掲載

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