安倍昭恵総理夫人の「UZUハウス」、稼働率は20% 本棚には“大麻本”
12月15日、山口県長門市にある「大谷山荘」では、安倍総理とともに昭恵夫人(54)も神妙な面持ちでプーチン大統領を出迎えていた。旅館は政府関係者や取材陣で溢れんばかり。だが、同じ山口県にある彼女のゲストハウスは今日も閑古鳥が鳴いているのである。
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16年8月にオープンした宿泊施設・UZUハウスは下関の関門海峡を一望する6階建てのビルだ。和室洋室のほか、2段ベッドを置いたドミトリー形式の部屋もあり、1泊3000円からと結構安い。日ロ会談が行われた大谷山荘には及ぶべくもないが、シンプルで清潔な宿だ。
「ここは、昭恵さんとその仲間が、東京の居酒屋『UZU』の次に手掛けた施設です。『UZU』の内装を担当した方が発起人となって運営会社を設立し、昭恵さんも出資して役員に入っている。古いビルを全面改装したので、足りない分はクラウドファンディング(ネットで資金を募る方法)を使って約4400万円を集め、何とかオープンにこぎ着けたのです」(UZUハウスの関係者)
安倍総理の反対を押し切って開店した「UZU」が大盛況だったことから、UZUハウスもきっと流行っているに違いないと、日ロ会談の前日、訪ねてみた。宿は1、2階にカフェが併設されており、中に入ると本棚がある。昭恵さんが贈った蔵書が大半だというが、ふと見ると『医療用大麻の真実』なんてタイトルが目に飛び込んできた。
ところで、平日とはいえ、ずいぶんと閑散としている。
従業員に聞くと、
「お客さん? 少ないですね。でも、今日は4人いるので、まだ多い方だと思います。何でだろうな〜? 毎日ヒマですね」
どうやら閑古鳥が鳴いているのは、この日だけではなさそうだ。ためしに泊まってみる。
チェックインしたのはドミトリー形式の部屋。木製の2段ベッドが8つ並んでおり、カーテンをくぐると押し入れぐらいの広さが自分のスペースだ。他の客の姿は見えないが、物音はけっこう聞こえる。ドミトリー形式だから仕方がないのかも知れないが、折悪しく寒波が襲った日だったこともあってシャワーを浴びると体が冷えてしょうがない。
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