勝谷誠彦が問う、誰でも手を差しのべる社会は「幸せだろうか」 日々嘆くニッポンの“バカ基準”

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■バカな私が日々嘆くニッポンのバカ基準(下)

「私はかなりのバカである」。自身をこう称する勝谷誠彦氏が嘆くのは、“バカを基準”とした日本社会の姿だ。例えば、「危ないので白線の内側に下がって下さい」「入ってくる列車の風圧に押されることがあるので、気をつけて下さい」の鉄道放送。氏に言わせれば、「そんなもので死ぬ奴は死ねばいい――」。

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「淘汰」をタブーだとしたのが「バカ基準」の原点だ。どんな動物の社会でも「淘汰」はある。私にとってはどうでもいいのだが、人類は文明を築いてきて、弱者を助ける仕組みを作った。...

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