大谷翔平のメジャー容認 移籍先チームは?

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北海道日本ハムファイターズの本拠地札幌ドーム

“二刀流”大谷翔平(22)が契約更改し、年俸2億7000万円で一発サインした。

 スポーツ紙デスクが語る。

「今季が2億円だったから、年間MVPの大活躍のわりにはシブチンに思える。でもその代わりに、“来オフにポスティングでメジャー移籍”が容認されました」

 にわかに現実味を帯びたメジャー挑戦。さて、大谷にはどんなユニホームが似合うのか。小誌(「週刊新潮」)12月8日号で、

「ベーブ・ルースが“二刀流”を記録したレッドソックスで、先発投手兼右投手専用DHとして起用されれば大きな話題になる」

 とコメントいただいたメジャー研究家の友成那智氏に改めて尋ねると、

「現実的には、大谷の打棒を楽しむには、DH制のないナ・リーグに入ってもらうほうがいいでしょうね。たとえば、今季ワールドシリーズを制したカブス。エプスタイン野球編成部門社長は、レッドソックスGM時代に松坂大輔を獲得するなど大の日本びいきです。右のエース・アリエタは来オフにFA権を取得し、移籍が濃厚。彼の年俸に1000万ドルくらい足せば、大谷獲得に足りるでしょう」

 また、メジャー評論家の福島良一氏も、

「ナ・リーグなら、先発投手で30試合登板したとして、毎試合3回打席に立てば、それだけで90打席。選手登録枠が日本より小さいメジャーの場合、控え投手が代打に立つケースが珍しくなく、大谷には当然、その分も期待される」

 具体的にチーム名を挙げてもらうと、

「カブスに加え、ドジャース、メッツ。資金力があり、過去に日本人獲得実績もあります。大穴は、2年前のオフに大型補強でチーム再建を試みたものの低迷が続いているパドレス。日本ハムと業務提携していて、フロント同士のつながりが深いため、いろいろと情報も入手できるはずです」

 皆さん、あと1年で見納めですぞ。

週刊新潮 2016年12月15日号掲載

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