こんな記事も読まれています
メルケル首相はなぜ難民の無制限受け入れに執着? 来年の選挙に備えた対策は
■人道主義でヤケドしたドイツ 「メルケル首相」の暗いクリスマス(3)
当初こそ喝采を浴びたドイツ・メルケル首相の難民無制限受け入れ政策だったが、難民たちが引き起こす様々な暴行事件が報道されるようになるにつれ、国民たちも漠とした不安を覚えるように。自ずと難民の上限設置を主張してきた政党AfD(ドイツのための選択肢)が注目を集めるようになり、対するCDU(キリスト教民主同盟)の人気は急落している。ドイツ在住の作家・川口マーン惠美氏が、人道主義で“ヤケド”したドイツの模様をお伝えする。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
ドイツ・メルケル首相、喝采から1年で窮地に…「人道主義」難民政策でのヤケド
■人道主義でヤケドしたドイツ 「メルケル首相」の暗いクリスマス(1)
難民の無制限受け入れを呼びかけ喝采を浴びたドイツのメルケル首相が窮地に陥っている。「無制限の善意」を警戒するEU国が反発し、難民政策に異を唱える保守政党が彼女の足元を脅かしているのだ。ドイツ在住の作家・川口マーン惠美氏がレポートする。
***
「ドイツ人は、もっとクリスマスソングを歌おう。縦笛を吹ける人に伴奏して貰えば良い」
10月22日、CDU(キリスト教民主同盟)の臨時党大会での、メルケル首相のスピーチの一節だ。...
つづきを読む