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イーロン・マスク発表の火星移住計画、実現可能性は
ホラとラッパは大きく吹けという。今年の国際宇宙会議で米の大富豪イーロン・マスク(45)がぶち上げたのは〈火星への100万人移住計画〉。「人類が絶滅せずに存続し続けるには地球外惑星への進出が不可欠」と主張するこの男、いったいどこまで本気なのか。
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電気自動車会社テスラ・モーターズや太陽光発電会社ソーラーシティを創業、映画「アイアンマン」のモデルとも言われる資産1兆2000億円の起業家イーロン・マスク。“現代の魔法使い”などとも呼ばれる男は幼い頃からSF好きで、スタンフォード大学大学院に進むもインターネット、持続可能エネルギー、宇宙開発こそ「人類の未来に貢献する」と起業したというから理想家肌も筋金入りだ。...
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税金310億円で「ひとみ」失敗…虫が良すぎるJAXAの後継機要求
「失敗したわけではない。勉強したのだと言いたまえ」――かのエジソンは科学者達をこう激励したというが、さすがに今回は勉強代が高すぎである。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は今月14日、X線天文衛星「ひとみ」の後継機の開発許可を、所管する文科省に要求した。言うまでもなく「ひとみ」は、宇宙観測を目的として今年2月に打ち上げられたものの、姿勢が安定せず空中分解。税金から拠出された310億円が宇宙の塵と消えたのは記憶に新しい。
科学部記者が解説する。
「JAXAはその後の調査で、空中分解の原因を2つに絞りました。...
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