がん難民にならないための「セカンド・オピニオン」 医療の進歩に比例しない患者の幸福度
■がん難民にならないための「セカンド・オピニオン」(1)
知識があるか否か。相談できる相手がいるかどうか。2人に1人がかかるがゆえにがんに関する選択は悩ましいものであり続けている。ドライな分業体制やビジネス化した医療に惑わされぬように。あるべき心構えを外科医で腫瘍内科医でもある大場大氏(44)が説く。
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ユーモアと風刺の利いた解釈がちりばめられた「新英和笑辞典」で〈life〉を引くと、「そのまん中に大きなif【もし】のある語」とあります。...