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安倍・プーチン会談、“北方領土”は前進せず トランプ当選の影響
また遠のいてしまった。11月19日、ペルーの首都・リマで日露首脳会談が開かれた。12月のプーチン大統領訪日を目前に控えての会談とあって、北方領土返還に向けた前進があるのではと注目が集まったが――。
官邸担当記者の話。
「会談終了後、会見場に現れた総理の表情はいつになく険しく、成果が何もなかったことは明らかでした。案の定、手応えを訊ねられても『良い話し合いができたと思う』とお茶を濁し、肝心の平和条約締結に関しては『大きな一歩を進めることはそう簡単ではない』と、半ば交渉を諦めたかのような言い方。...
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北方領土の“共同統治案”、真偽の程は 日経報道
日露で北方領土を「共同統治」――まるで世界史の教科書に出てくるような単語が、17日付の日経新聞朝刊1面の見出しを飾った。
外務省担当記者の話。
「先月23日には読売新聞が1面で、政府が2島返還を最低条件にしていると報じましたが、ご存じの通り読売は安倍政権に近いメディア。『どうせ官邸があげた観測気球だろう』とあまり話題になりませんでした。しかし今回はあまりにも突飛すぎる。関係者に与えたインパクトは段違いでした」
可能性はあるのか。ロシア情勢に詳しい拓殖大学教授の名越健郎氏の解説。...
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