「酒井法子」写真展が開催 気鋭作家が撮影、18万円の品も

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デビュー30周年

 今年がデビュー30周年となる女優で歌手の酒井法子(45)。彼女を被写体にした写真展「Noriko Sakai 30th Anniversary Concert」が、12月3日から東京・渋谷の「東京アーツギャラリー」で開催されている(11日まで)。

「初日はオープン前から店先に、酒井さんのファンが10人ぐらい並ばれていました。我々も一日中、お客様の対応に追われたほどで、出足は順調です」

 と言うのは、ギャラリーの担当者。オープニングレセプションには、のりピー本人も来場し、作品の出来を喜んだという。

 展示写真は、大和田良氏という、スイス・エリゼ美術館が主催する「reGeneration: 50 Photographers of Tomorrow」(明日の有望写真家50人)に選出された新進気鋭の写真作家が担当。今年9月に行われた、「のりピー」の16年ぶりのコンサートを撮影した、カラー、モノクロの計30作品が並ぶ。

 展示作品の購入も可能だが、驚きなのは、その価格。売上げの一部は熊本地震の義援金として寄付されるというが、A5サイズで1万5000円といったものから、上はポスター大ほどで、なんと18万円なんて品もあるのだ。

「大和田さんの作品にしては安い、と言って購入される方もいます。サイズによりますが、彼の代表的な写真ですと60万円というのも珍しくないんですよ」(同)

 それにしても、今なぜ、彼女なのか。表舞台での活動は、完全復活にはほど遠く、ましてや、開催の直前には、元夫が御縄になるアクシデントも起きている。

「酒井さんのファンと言うわけではないのですが、デビュー30周年、16年ぶりという機会だったので、アートとしてライブを上手く写真に切り取れないかと私どもで夏前から企画しました。過去にも様々な女優やアーティストの作品を作ってきました」(同)

 売れ行きもまずまずだというから、買ってみる?

週刊新潮 2016年12月15日号掲載

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