トランプが住む「トランプタワー」 入居者には名だたるセレブたち
ニューヨーク・マンハッタンの五番街に聳え立つトランプタワーは1983年の竣工で、高さ202メートルの68階建て。
トランプ氏はメラニア夫人、三男のバロン君とともに、バロック様式の内装を施した、そこのペントハウスに暮らしている。
セレブだらけのトランプタワー
在米ジャーナリストによると、
「セントラルパークやロックフェラーセンターに近く、周囲には高級ブランドショップが軒を連ね、東京で言えば銀座のような場所に建っています。エントランスには長女イヴァンカのブティックのほか、グッチやナイキの店舗が入っている。低層階はオフィス専用で、30階から上が分譲マンション。これまで、マイケル・ジャクソンやスティーブン・スピルバーグ、ブルース・ウィリスやクリスティアーノ・ロナウドなど名だたるセレブが住んでいると報じられました」
現在、売出し中の部屋を見てみると、209平方メートルの広さで1100万ドル(約12億円)という値段。
さらに、トランプタワーから1・1マイル(1・7キロ)離れた一番街には、トランプワールドタワーがある。
2001年に完成し、高さ262メートルの72階建てで、国連本部の目の前だ。
「建設当時は、周囲の景観を害すると反対運動も起きました。ここに部屋を持っているセレブとしては、ビル・ゲイツやハリソン・フォード、ソフィア・ローレン、ビヨンセらの名前が挙がる。売りに出ている部屋では、325平方メートルの広さで、1600万ドル(約17億円)というものがあります」(同)
セレブのセレブによるセレブのためのタワーなのだ。
特集「差別と憎悪の渦から生まれた『トランプ大統領』25の疑問」より