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日銀「黒田バズーカ」は弾尽きて「デフレはそんなに悪いのか」
ついにアベノミクスの失速は白日の下に晒され、かつて号砲を轟かせた「黒田バズーカ」も弾尽きて沈黙を続けるばかり。日銀は異次元緩和の見直しへと追い込まれてしまった。だが、そんな時だからこそ改めて考えてみたい。デフレはそんなに悪いのか――。
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日本の経済・物価は好転し、デフレではなくなりました――。
9月21日、日銀が発表したリリースには、何とも誇らしげな、自画自賛の文言が躍っていた。
他方、この日に都内のオフィスで交わされたのはこんな会話である。...
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「EU離脱派」の急先鋒だったボリス・ジョンソン前ロンドン市長(52)の顔と、ドナルド・トランプ(70)のそれ。並べてみれば、特徴的な髪型だけでなく、実に多くのパーツが似通っていることに気付くであろう。
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