安倍総理、“中国より早く”トランプとの電話会談を指示
「はっきり物を言う政治家が求められているのかな」
トランプ氏の当確が伝えられた11月9日夕方(日本時間)、首相官邸で大統領選のテレビ速報を見守っていた安倍晋三総理はこう漏らすと、すぐに行動を開始した。
「トランプ氏との電話会談を申し入れるよう、事務方に指示を出しました。それも、“中国よりも早く”という条件付き」
とは、官邸関係者。
「官邸や外務省は、8、9割の確率でヒラリー氏が勝つと見込んでいたとはいえ、何が起こるか分からないのが選挙。こんなこともあろうかと、水面下でトランプ氏に近い共和党系のシンクタンクなどを通じてパイプ作りをしていたんですよ」
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