JR北海道の「悲鳴」を聞き流す北海道庁の「非常識」
過去最悪の175億円の赤字決算になる見通しのJR北海道は、11月18日、「単独では維持困難な路線」として10路線13区間のリストを公表した。営業距離にして1237.2キロ、同社の全路線の約半分に相当する。
とくに札沼線の北海道医療大学―新十津川間、根室線の富良野―新得間、留萌線の深川―留萌間の3路線3区間は、廃線を前提に沿線自治体と協議する方向で検討中だという。
今年、念願の北海道新幹線開業に漕ぎ着けたばかりのJR北海道に、いま何が起こっているのか――?
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