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35歳の長谷川穂積が挑む KO率“8割”王者
9月16日、エディオンアリーナ大阪でWBC世界バンタム級王者・山中慎介(33)の11度目の防衛戦が催される。チケットは即日完売したという。
「この一戦も注目ですが、実は、コアなファンはもう一つ組まれている世界戦の方に注目しています」
とボクシングライターが語るその世界戦とは、元世界2階級王者・長谷川穂積(35)が3階級制覇に挑むWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチだ。
かつて亀田興毅と同じバンタム級で10度の防衛に成功した長谷川は、興毅とは対照的な正統派ボクサーとして人気が高く、記者投票で決まる年間MVPにも4度輝いている。...
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遺産85億円モハメド・アリが稼いだ金…猪木戦ファイトマネーをめぐり拳銃も
時間の流れは速くなるばかりで、すぐに白黒決着をつけ、とにかく前へ進むことを強いられる世知辛いこのご時世。だが、人生には時に「引き分け」も必要なことを先人は教えてくれる――。6月3日、敗血症ショックで息を引き取ったモハメド・アリ。享年74。日本人が真っ先に思い出すのは「世紀の引き分け試合」となったアントニオ猪木戦だが、そこではリング上の闘いとは別に、激しい「銭闘」も繰り広げられていた。
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1976年6月26日に行われたアリ対猪木戦。アリは立ったまま、猪木はリングに寝たままで、目立った「応酬」もなく引き分けで終わったこの試合は、当時、大凡戦と揶揄された。...
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