やりたい放題の沖縄「反対派」の正体 “別れた嫁さんに言われ”参加、現地住民は「相手にしたくない」
沖縄県の米軍ヘリパッドをめぐって、現地は反対派の“無法地帯”と化している。工事車両や警察車両、果ては地元住民や観光客の車を「私的検問」するほか、森を不法伐採して侵入し、工事を妨害。米軍基地の有刺鉄線を切断したことで、反対派のリーダーが逮捕される事案も起きている。
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反対派のどんな団体でどんな人たちなのか
そもそも「反対派」とは一体、何者なのか。
現地で運動を統率しているのは、「オスプレイヘリパッド建設阻止高江現地行動実行委員会」なる団体だ。
代表は、有刺鉄線切断の器物損壊で逮捕された山城博治氏。元沖縄県の職員で自治労の幹部、そして今は「沖縄平和運動センター」なる団体の議長を務める。辺野古でも米軍基地に不法に侵入し、刑特法違反で逮捕された経歴を持つ、筋金入りの反基地活動家である。事務局長は、パク・ホンギュ氏。大阪で中学校の教師を長年務め、定年退職後、来沖。基地反対運動に取り組み、やはり辺野古で活動してきた人物だ。こうした主導者に、県内、県外問わず、各種の「基地反対」団体が濃淡それぞれ取り巻き、「委員会」は構成されている。
しかし、沖縄県警関係者が言う。
「特徴的なのは運動に“地元の声”がほとんど聞こえてこないこと。ヘリパッドを抱える東村、国頭村の両村長は、移設に容認の立場。代わりに約4000ヘクタールに及ぶ北部訓練場の土地が返還されるのだから、当然です。『実害』を直接こうむるヘリパッド建設区域内の住民でさえ同じ。国頭村の安波地区には反対者はほとんどいません。もうひとつの東村高江地区は反対派が『ヘリパッドいらない住民の会』を結成していますが、実は、この中には他所から移住してきた人も多い。もともとの住民の大勢は“オスプレイは反対だけど、来るものは仕方ない。ならば騒音や安全対策をきちんと要求し、その補償をしっかりと受け取るべきだ”との現実的な意見で占められているのです」
つまり、この運動、地元の声と乖離したところで、職業的な活動家たちが、わざと過激な闘争に仕立て上げているように見えるのだ。
■“別れた嫁さんに…”
そもそも、沖縄の悲願である基地削減になぜ、これほどまでに抵抗するのか。ひょっとして、彼らには、逆に基地が減っては困るという“事情”が働いているのではないか、と勘繰ってしまいたくもなるのである。
種々の疑問について、勾留中の山城代表に代わり、パク事務局長に聞いてみると、
「確かに地元の人に迷惑をかけたかもしれん。それは申し訳ないと思うよ。でも、それなら俺らだけじゃなく警察車両とかトラックにも文句を言ってほしいわ。米軍の敷地内に侵入しているのも確かにそう。だけど刑特法は悪法や。だから敷地内に侵入して座り込むことはかまへん。“捕まえてみい”とも思っているよ」
そして、こうも言う。
「俺が基地反対運動を始めたのは5年程前。それまで新聞で知る程度だったけど、別れた嫁さんに“あんたでも黙って座っていれば誰かの役に立つ仕事がある”と言われてね。で、ちょこちょこ沖縄に来るようになったのがキッカケや。ヘリパッドに反対する理由は2つ。一つは環境破壊、一つは日本が戦争できる国づくりを始めたことへの抵抗や」
失礼ながら、この程度の遵法精神と問題認識で、地元の人々の生活と、県政、国政を左右するような問題を引っ掻き回しているのだから、はっきり一言、あなた方は罪深いと言えよう。
■地元住民の本音
そんな皆さんには是非、地元住民の本音を送りたい。
「反対派の人たちには“なぜ座り込みをしないのか”と言われますけど、こっちには生活がある。座り込みをするほど豊かじゃないんです。彼らは抗議活動をするのがゲームだと思ってるんじゃないんですか。抗議は自由だけど、最低限ルールを守れ、ということです」(東村高江の住民)
「沖縄の人たちは悲惨な戦争体験がある。戦争が好きな人なんていませんよ。だからこそ、防衛も必要だということはわかっているんです。しかし、あいつらはバカの一つ覚えみたいに“基地反対”と叫んでいるだけ。バカバカしくて相手にしたくありません」(国頭村安波の住民)
沖縄を不幸にしているのは一体、誰か。その正体を見極めることが必要なのだ。
特集「なぜ『土人』発言だけが報道されるのか? 沖縄ヘリパッド『反対派』の『無法地帯』現場レポート」より
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