「べっぴんさん」主演・芳根京子の実父、“年商2億円”からの転落
現在放送中のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロイン役を演じるのは、19歳の芳根京子である。デビュー前には、難病のギランバレー症候群をわずらい、中学校を1年間休学していたことを明かしているが、それは知られざる波乱万丈の人生の一部にすぎなかった。
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芳根の父・聡さん(56)はもともと、広告業界では名の知れたクリエーターだった。経営する制作会社「スーパータンク」は一時は年商2億円を誇ったが、「ライブドア事件」のあおりを受け、共同事業を行っていた同社も経営不振に。当時9歳の京子ら家族は、まともに食べることさえできなくなった。
芳根京子(本人のアメブロより)
出資を受け、「スーパータンク」は子会社となって再建が進められるも、聡さんは親会社の社長に反発。その後、聡さんは、北海道で農作業の手伝いをしたり、東京で郵便局のスタッフとして働いたりした。
ご本人に話を聞くと、
「誰しも波があるなかで、見失ったものに出会うタイミングというのがあるんじゃないですかね」
全27本の記事が並ぶ「週刊新潮」11月2日発売号ワイド特集にて、詳しく掲載する。