上戸彩、HIROとの間にすきま風 「昼顔」女優復帰の裏で

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 子は鎹(かすがい)というけれど、物事にはやはり例外がある。昨夏に1児の母となった上戸彩(31)が、来年公開される代表作の映画版で「女優復帰」を果たすという。それも、夫との間に吹き始めたすきま風が、彼女の背中を押したというのだ。

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「CM女王」と称された上戸が、EXILEのリーダー・HIRO(47)と入籍したのは12年9月だった。昨年8月に女児を出産し、年末には「M―1グランプリ」の司会で仕事に復帰。スポーツ紙記者が言う。

「母子の健康管理を指導する『チャイルドケアライセンス』の資格を08年に取得している上戸は、『30歳までに子供が欲しい』が口癖でした。事務所を押し切ってまで入籍を認めさせたのも、強い出産願望があったからです」

 が、仕事は絶えず舞い込み、なかなか“妊活”とはいかず。そんな中で当たったのが、14年7月期の連ドラ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(フジ系)だった。

協力的ではない…

「上戸は、不倫を繰り返す奔放な人妻にそそのかされて自身も禁断の味に溺れていく平凡な主婦を演じ、22時台にもかかわらず平均視聴率13・9%を記録。『昼顔』は流行語大賞にもノミネートされるなど、社会現象になりました」(同)

 それまで“ひとケタ女優”などと揶揄されていた彼女が新境地を開いたことで、続編も見込まれたのだが、

「フジテレビから打診された上戸はきっぱりと『続きはやりません』と断った。事務所もその意向を受け入れ、まもなく妊活に入っていったのです」(同)

■米倉に倣って

 それでも一転、来夏には映画版が公開されることに。これには製作関係者も、

「ドラマでは、共演の吉瀬美智子と裸でシーツにくるまり、互いにペンキを塗り合う場面がありました。映画となれば、より過激で濃厚なシーンが要求される。ママとなった今、なぜあえてそんな役を復帰作で引き受けたのか、といぶかる声ばかりでした」

 というのだが、

「実は現在、HIROとの関係が険悪なのです」

 そう明かすのは、さる芸能関係者である。

2人目、3人目を欲しがっているが

「1歳児を育てながらも、上戸は2人目、3人目を欲しがっているのに、HIROがまるで協力的でない。彼は13年にパフォーマーを退き、現在は所属事務所のLDHを切り盛りしていますが、派生グループも増えて大所帯となった。連日、多忙を理由に自宅に帰れないような生活が続いています」

 加えて、

「結婚前は遊び人として浮名を流してきただけあって、今も噂は絶えない。なかでもEXILEの妹分である『E‒girls』の特定メンバーに目をかけているとされ、上戸の耳にも入ってくる。疑心暗鬼となった彼女は、HIROと口論することもしばしばです」(同)

 折しも、事務所の先輩・米倉涼子が「(続編は)いたしません」と言いつつドクターXシリーズに復帰。高視聴率をマークしており、

「上戸も、離婚問題を抱えながら女優業をまっとうする米倉に倣う腹積もりです。ベッドシーン不可避の作品を選んだのは“子作りがダメなら私にも考えがある”という、決別に近いHIROへの警告なのです」(同)

 身を賭しての濡れ場というわけだ。

ワイド特集「答えは風に舞っている」より

週刊新潮 2016年10月27日号掲載

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