日教組委員長の「ダブル不倫」一部始終 池袋のラブホテルに3時間半、領収書で“同伴”も

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 聖職が性職に成り下がった。教師がわいせつ事件を起こすたびにそう揶揄されるが、教師を束ねる日本教職員組合の親玉が、夜な夜な豪遊し、ダブル不倫の相手とホテルにしけ込んでいるとしたら、言葉もない。まさか日教組お得意の性教育の模範のおつもりか。

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東京・池袋のラブホテル街を歩く日教組委員長・岡本泰良氏(56)と赤坂にある生演奏で歌が歌える会員制クラブのママ・小谷彩花さん(44)=仮名=

 今では25%を切る組織率の日教組だが、今年の教育研究全国集会(教研集会)では反原発を強制したり、反安倍政権を呼びかけたりする授業が多数報告され、その健在ぶりは示される。昨年の教研集会では、AKB48を引合いに、大人たちの性の搾取を糾弾する主張があった。つまるところ、過剰な人権意識を含めて、彼らは曲がりなりにも“聖職”の端くれとしてケッペキなのだろう。

 そんな“聖職者”たちを束ねる親玉といえば、日教組委員長である。今年3月、その要職に就いた岡本泰良(やすなが)氏(56)は、はたして、どんなケッペキな生活を送っているのだろうか。ためしに10月3日の月曜日、この親玉の行動を追ってみた。

 午後6時前、日教組本部がある東京一ツ橋の日本教育会館前でタクシーを拾った岡本委員長は、池袋で降車するとホルモン専門店に入店。そこで40代前半と思しき、若いころの風吹ジュン似の細身の女性と2人で、2時間ほど食事をした。

 さて、店を出た2人は一定の距離を保ちつつ並んで歩きだした。ほろ酔いだからか、よほど楽しいことが待っているからか、2人とも笑みが絶えない。向かった先は宿場町、有り体に言えばホテル街である。「お風呂のラブマット・ローション絶賛貸出中!」と書かれた看板がさり気なく立つ旅籠(はたご)に、なぜか岡本委員長は正面左から、女性は右から入ったが、中ですぐに落ち合い、女性が部屋を選ぶと廊下の奥に吸い込まれていった。

 岡本氏は大分県宇佐市に妻子を残して単身赴任しているはずだ。では、この女性はだれなのだろう。

 3時間半以上すぎた午前0時20分、まず岡本委員長がホテルから現れ、数秒おいて女性も退出。しばらく歩いてからタクシーに同乗し、先に委員長が降りると、タクシーは女性を都内の自宅まで送り届けた。ちなみに、支払いは日教組名義のタクシーチケットである。

■子供もいる既婚女性

「ああ、彩花ね。2年前までうちで働いてたわよ」

 と言うのは、赤坂にある生演奏で歌が歌える会員制クラブのママ。小谷彩花さん(44)=仮名=はここでホステス兼歌手として働いていたのだという。

「彩花は大学卒業後、22歳からうちで働いて、結婚する前に店を辞めて、子供ができてからまた働いたりで、いろんなお客さんに人気がありました。日教組の方は、前の前の委員長のときから来るようになって、最初は請求書に“日本教職員なんとか”と書くのが面倒だったのを覚えています」

 いやはや、彩花サンにはダンナも、2人の子供もいたのである。そのうえ、日教組の連中は“公費”でクラブに通っているらしい。

「岡本さんは、彩花が辞める前は月に2回くらい来てくれたかしら。委員長になってからは2カ月に1回かな。使ってくれるのは多くて月に100万円程度でしたけど、うちより高い3階の店のほうをよく使っていましたよ。彩花が岡本さんに気に入られたことは、あったでしょうね」

 ママはそう言ったあと、

「でも、岡本さんは浮気者だから、いろんな女の子が好きですよ」

 と付け加えるのだ。もはやケッペキもへったくれもなさそうだが、実際、教師のわいせつ事件が多発する昨今、教師は日教組トップの鏡、なのかもしれない。

日本教育会館

■金曜日の“同伴”

 月曜日を彩花サンとしっぽり過ごした岡本委員長は、その週をどう締めくくるのか。7日金曜日、午後5時前に教育会館前でタクシーに乗り、新宿御苑前に到着した岡本氏、待っていたのは彩花サンだった。

 2人で居酒屋に入ると委員長、焼酎をロックで飲むわ、飲むわ。7時ごろ電話で「今から彩花が迎えに行くから」とだれかに伝えると、日教組副委員長が合流。彼女は公認の存在であるらしい。しばらくして前総合政策局長も加わり、日本酒に切り替えた岡本氏の飲むペースは上がる一方だ。

 そして8時半、居酒屋の支払いを済ませ、領収証をしっかりと受け取った岡本氏は、3人を引きつれてすぐ近くのガールズバーに移動。石原裕次郎の「俺は待ってるぜ」だの「二人の世界」だのを歌いまくる。早く二人の世界に浸るのを俺は待ってるんだかなんだか知らないが、この店、なんのことはない、彩花さんが今、働いている店だったのだ。要は“同伴”である。

 3時間飲んで歌って、その間、副委員長が帰宅。岡本氏が「(タクシー)チケット使えばいいだろ」と言うのが聞こえる。店を出ると前総合政策局長が先に帰り、やっと「二人の世界」が訪れると締めのラーメンに。だが、旅籠には寄らずに4日前と同様、岡本氏が先にタクシーを降り、彩花サンは1人で帰宅した。

「タクシーチケットを接待客に渡すことはありますが、その女性が使っているのは問題だと思う」

 と指摘するのは執行部のさる幹部氏。また、『日教組』(新潮新書)の著書がある教育評論家の森口朗(あきら)氏によれば、労働組合の幹部が愛人を作るのは珍しい話ではないそうで、

「典型的な手口は、愛人の店に大人数を連れて行って、派手に飲み食いし、それを“お手当”とする。交際費として落とせて、つつかれる危険がないわけです」

 これに加えて、1軒の店に月額100万円の“公費”を使えるのは前述のとおり。まさに日本一の“労働貴族”である。

特集「『銀座・赤坂』で豪遊を続ける日本一の『労働貴族』 色と欲『日教組委員長』のお好きな『池袋ラブホテル』」より

週刊新潮 2016年10月20日号掲載

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