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【ノーベル賞】宇宙創成の秘密に手を掛けた京大不合格「梶田隆章」教授のニュートリノ
宇宙がいかに創られたか。その謎に挑み、ノーベル物理学賞を受賞したのが、東大宇宙線研究所所長の梶田隆章教授(56)である。先輩研究者から脈々と受け継がれたニュートリノ研究によって、やがて世界を透視できるようになるのだ。
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稲刈りが終わった田の脇をクルマがすれ違えないほどの舗装路が延びる。
この道や行く人なしに秋の暮――こう芭蕉が詠んだような寂(せき)とした雰囲気に包まれた、都心から電車で1時間ほどの埼玉県東松山市。そこは、「素粒子の一種ニュートリノに質量があることを証明」し、ノーベル物理学賞を受けた梶田所長が生まれ育ったところである。...
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歴代最高得点の羽生結弦・奇跡的な帰還を果たした「はやぶさ」共通する成功のワケとは
2月14日ソチ冬季オリンピックにおいて羽生結弦選手がフィギュアスケート男子競技で日本に初の金メダルをもたらしました。19歳の新星が見事世界の強豪を抑え世界一となりましたが、圧巻だったのがショートプログラム。歴代最高得点の101.45点を出し圧倒的な強さをみせつけてくれました。
フィギュアスケートの得点は、「技術点」と「演技構成点」の合計で争われ、技の難易度によって点数が上積みされていきます。羽生選手が歴代最高得点を出せたのは、失敗を恐れずハイリスクな技に挑戦し、見事成し遂げたからだったというわけです。...
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