藝大生の必需品 最後の秘境「東京藝大」探検記(2) 国内 社会 2016年10月05日 上野の森の奥深くにたたずむ東京藝術大学は、日本でただひとつ、音楽と美術の学部をあわせもつ大学である。そこに棲息するのはアートに人生を賭ける「芸術家の卵」たち。 彼らの姿を生き生きと描き出したノンフィクション『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』の著者、二宮敦人さんは、取材を重ねる中で、学生たちの持ち物にも着目したそうだ。 ■口の怪我は「捻挫のようなもの」 「必需品ってありますか、と毎回聞くようにしていたんです。... つづきを読む 0