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なぜフランスでテロが頻発するのか 元宗主国の歴史
“自由、平等、博愛”を祝う革命記念日に事件は起きた。
14日、花火が上がり、観光客で賑わうフランス・ニースの海辺の遊歩道を、19トンの冷凍冷蔵トラックが2キロにわたって暴走。次々に人を撥ね、84人が死亡、202人が負傷したのだ。運転手は射殺、オランド大統領はすぐさま「テロとの戦いにフランスの決意が屈することはない」と発言したが、フランスでの大規模テロは昨年1月のシャルリー・エブド襲撃事件以来3回目だ。
「元来、仏の治安維持能力は高い。非常事態宣言下、軍を動員しての警備体制でもこれは防ぎようがない」
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独メルケル、お膝元で敗北 退陣へのカウントダウン
「欧州の女王」の異名も空しく、アンゲラ・メルケル独首相(62)が窮地にある。
「旧東ドイツ北部のメクレンブルク・フォアポンメルン州で4日、州議会選が行われたのですが、右派政党〈ドイツのための選択肢〉(AfD)が躍進、メルケルが党首を務めるキリスト教民主同盟(CDU)が大敗したのです。政権には強い衝撃でした」(現地記者)
昨年、国内に100万人以上の難民を受け入れることとなったメルケルの政策を反イスラム、反ユーロを掲げるAfDが激しく非難、20・8%もの得票率を得たばかりか、CDUを押しのけ第2党に躍り出たのだ。...
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