小池百合子都知事の言動を当てる“予言の書” 〈劇場型で都政を運営していったら面白い〉
手元に一綴りの文書がある。その文書は、ある人物へのインタビューをまとめたもので、目下、一部の都政担当記者の間で「予言の書」などと大仰な呼び方をされている。
発言の主は、慶応大学総合政策学部教授の上山信一氏。東京都の小池百合子知事(64)が就任後に設置した「都政改革本部」の取りまとめ役で、大阪府・市特別顧問として橋下徹前大阪市長と共に「大阪都構想」に取り組んだことでも知られる人物だ。インタビューが行われたのは東京都知事選挙がまさに佳境を迎えていた時期で、
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