テレビの内容が理解できない、オシャレをしなくなる…「若年性認知症」のチェックポイントと予防法

ドクター新潮 医療 認知症

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 働き盛りのある日、記憶の中に開いた穴が日に日に広がり、幼児でさえ楽にこなすことができなくなる。若年性認知症になるなど想像するだに恐怖だが、予防法も、なってしまった場合の対処法もなくはない。知ると知らぬとで大違いのチェックリストをお届けする。

 新田佐智子さん(62)の夫、浩之さん(63)=共に仮名=の場合、進行はあまり早くない。

「電気設備の技術者だった夫は55歳のとき、職場でパソコン操作があやふやになり、書類作成にも手間取って、マンションの管理組合の会議でも話がわからなくなった。...

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