小池百合子都知事に金銭スキャンダル 当選翌日に不自然な“3億円”
今年8月の東京都知事就任以降、その手腕が注目を集めている小池百合子氏(64)に吹き出した “政治とカネ”の問題を、9月14日発売の「週刊新潮」が報じる。
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疑惑が持ち上がったのは、練馬区にある小池氏の自宅を含む、複数の物件をめぐる金銭の動きについてである。
「エコだハウス」と命名されたこの自宅には、現在、小池氏の大臣時代の政務秘書官で、一時は公設第二秘書も務めた水田昌宏氏が同居している。かねてより小池氏の親戚であると述べている水田氏は、政治資金管理団体の代表を務めるなど、小池氏の金庫番といえる人物。「エコだハウス」の共有者にもなっている。
小池百合子東京都知事
この「エコだハウス」、そして水田氏が所有する「外神田のビルの1室」「高崎市のマンション」を担保として、みずほ銀行が3億3000万円の根抵当権(複数の債権を担保する権利のこと)を設定したのは都知事選の翌日のことだった。が、「外神田」の物件以外は、その日に根抵当権を解除。資産価値2000万円ほどのビルの1室が、3億円もの担保になっている異様な状態なのだ。
みずほ銀行は、東京都の指定金融機関でもある。
「都知事のポストを巡り、利権を享受しようとする思惑が本当になかったのか、と都民に疑問を持たれても仕方がない」(政治評論家の浅川博忠氏)
さらには水田氏の「高崎市のマンション」についても不可解な動きが。9月14日発売の「週刊新潮」では、7ページにわたって疑惑を追及する。
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