【SMAP】木村があずかる恩恵 フジ社長誕生会に招待、将来は役員に

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「拓哉」と呼べるフジの亀山社長

 他のメンバーから爪弾きにされていたキムタク。だが彼は、それに見合う「果実」を手にしていた。

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 参院選の公示を翌日に控え、与野党の9党首が論戦を展開していた6月21日当夜、東京・赤坂にある「東洋軒」では、SMAP内の「戦い」が垣間見える光景が繰り広げられていた。この老舗洋食店は、

「駐車場直結の出入り口を使えば、誰にも見られることなく個室を利用できるので密会に使われることが多い」(芸能関係者)

 そんな「隠れ家」で、

「6日前に還暦を迎えたばかりだった、フジテレビの亀山千広社長の誕生日を祝う会が開かれていました」

 と、別の芸能関係者が明かす。

「10時頃まで続いたその宴席に、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長も出席。『SMAP×SMAP』に象徴されるように、フジとジャニーズの関係は良好ですから、不思議なことではありません」

 だが、ひとつ「問題」があった。

木村拓哉(43)

「呼ばれたのは長瀬智也と木村でした。月9で何本もヒットを飛ばした木村と亀山さんは蜜月で、亀山さんはフジで唯一、木村のことを『拓哉』と呼べるほど親しい。とはいえ、木村以外に、SMAPでこの誕生会に呼ばれたメンバーがいなかったのは不自然です」(同)

 つまりキムタクは、他のメンバーに嫌われてでも「事務所寄り」の姿勢を貫いた結果、「VIP酒宴」に自分だけが同行を許されるという栄誉に浴したわけだ。こうして、事務所に寵愛されるキムタクは、

「近藤真彦や東山紀之に続く幹部候補としての道を着実に歩み、将来の役員就任は確実と見られています」(芸能記者)

 一方、会社に盾突いた4人に待ち受ける運命は……。

「特集 総力取材! 『SMAP』解散の魑魅魍魎」より

週刊新潮 2016年8月25日秋風月増大号掲載

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