芸人・野沢直子が里帰り 渡米後も吉本から月15万円の支給

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 公式ブログのタイトルは、「野沢直子の小説家への道」。

 え、あのノザワナオコ?

「そうなんですよ。コントと即興の話芸で人気絶頂期に突然休業を宣言して、1991年春に単身渡米した彼女です」(芸能記者)

 はや四半世紀が経ち、53歳。今年も“里帰りの夏”がやって来た、ということらしい。

 渡米直後は猿のものまねの大道芸で身を起こした。米国人ミュージシャンと93年に結婚。1男2女を授かり、現在はサンフランシスコ在住。夫は勉学に励み、看護師に転じている。

「例年よりテレビ出演が少ないですが、バンドを結成、ライブをしていました」(同)

 そのバンド名を直訳すると、「電気マシンガンおっぱい」とは、やれやれ。

「ライブを見に来てくれた盟友の清水ミチコにステージからラーメンの麺を投げて歓迎。野沢はもうババアだからと言いながらライブ後、朝まで飲んでいた」(同)

 テレビでは日本テレビ系の情報番組「PON!」などに呼ばれてトークを披露。

「毎年、家族の近況報告が面白いのですよ。長女が駆け落ちして家を出て行ったかと思えばその男と別れて、今は総合格闘技の選手になった、などと驚かせた」(同)

 野沢は、実は現在も吉本興業に所属する芸人だ。

「今夏も関西で吉本の人気テレビ番組に出演、地方の講演会で喋ったりと、営業の仕事もこなしています」

 と、関西の芸能担当記者。

「野沢は父親の弟にあたる声優の野沢那智の勧めで吉本入り。東京出身で吉本で売れた功労者なのです。渡米後も月に15万円ほどが支払われ続けて、あのケチな吉本がと驚かれた。野沢も恩義を感じています」

 ブログのタイトル通り、小説はすでに1冊刊行している。ますます盛んなのだ。

週刊新潮 2016年8月11・18日夏季特大号掲載

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