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『ゴジラ』は世相を反映する スタッフ、俳優と戦争の深い縁
「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督の脚本、総監督による『シン・ゴジラ』が話題になっていることもあり、「ゴジラ」への関心がまた高まっている。
1954年に公開された第1作の『ゴジラ』は、日本初の本格怪獣映画であり、また特撮映画の傑作として今でも内外で高い評価を得ている。
戦後10年も経たない時期に公開された『ゴジラ』は、ストーリーにも当時の時代状況が反映されているということはよく指摘されている。そもそも水爆実験で生まれた、という設定そのものが、当時の核への潜在的恐怖を表現していたものであった。...
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外国人監督と組んだスタジオジブリはどこへ行くのか 鈴木敏夫氏がその狙いを語る
■我々はどこへ行くのか
7日から六本木ヒルズ展望台東京シティビューで開かれている「ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作『レッドタートル』まで~」。ジブリのこれまでの全作品の資料が集められ、ファン垂涎の展示となっているが、訪れたファンは博覧会の最初の部屋に飾られている一枚の絵画に驚くことになる。その絵に込められた意味をジブリの鈴木敏夫プロデューサーが解説する。
博覧会のエントランスには「すべては、この1枚から始まった。」とコピーが入った「風の谷のナウシカ」のポスターがあり、そこからスタジオジブリ全作品のポスターがびっしり貼られた通路になる。...
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