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本当だったら嬉しいけれど――『「病気知らず」の体をつくるビール健康法』なる健康本
“ふくらはぎを揉め”だとか、“高血圧はほっとけ”だとか、世にはびこる健康本では様々な健康法が提案されている。身近な食べ物や飲み物によって病魔から逃れられる、と主張するのは、小石川東京病院の大川章裕院長だ。『「病気知らず」の体をつくるビール健康法』という本を書いている。
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その内容は、ビールの原料であるホップには、赤ワインに引けを取らないポリフェノールが含まれ、病気や老化の原因となる体の酸化を防ぐ効果がある。認知症や動脈硬化、骨粗しょう症の予防にもなり、普段から口にするビールなので、続けやすい健康法だと太鼓判を押すのだ。...
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『高血圧ならみそ汁を飲みなさい!』は本当か?
健康に勝る宝なしとはよく言われるが、確かに巷には、病から免れる方法を伝授する“健康本”が氾濫している。だが、それらの中身を検証してみると、マユツバものも少なくない。怪しい健康法によって、寿命を縮めてしまわないための真贋判定をお届けしよう。
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書店に溢れ返る“健康本”のなかでも、この一冊は、とりわけ、高血圧に悩んでいる方々の目を引いたに違いない。
共立女子大学の上原誉志夫教授の著書『高血圧ならみそ汁を飲みなさい!』である。それには、次のように書かれている。...
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