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「となりの山田くん」はジブリの黒歴史なのか 鈴木敏夫氏が語った「あえて興行成績を落とした理由」
スタジオジブリの作品といえば、「ヒット」の3文字とセットで語られることが常だが、30年の歴史の中で、初めて赤字となった作品をご存じだろうか。
1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』である。
空前の大ヒットとなった『もののけ姫』に続いて公開された同作品は、公開館数や宣伝の問題もあり、公開時には制作費を回収する興行成績をあげられなかった(その後、ビデオ化などで最終的に黒字化)。
しかし、実はこの敗戦、制作側ではある程度織り込み済みで、プロデューサーの鈴木敏夫氏は、こういう経験が必要だと当時考えていたのだという。...
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ハリウッド映画スタジオ経営者が明かす シリーズ映画が多い3つの理由
世界では毎年何百本もの映画が公開される。そのなかでも世界中を席巻し興行収入のランキングを独占するハリウッド映画。そのランキングにはある傾向があることをご存知だろうか。それはシリーズ化された映画ばかりであるということだ。
全米興行収入ランキングの2013年度版(2013年11月18日現在)を見ると、ベスト10のうちシリーズものの続編は6本。残り4本も続編が計画されている。どうしてこれだけシリーズものが多いのだろうか?
「映画は一本だけで勝負する商品ではなく、続編をつくってシリーズ化することにビジネスとしての旨味があり、得られる利益も極めて大きい」
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