渡辺喜美、選挙で5キロのリバウンド DHC会長との“手打ち”進む
渡辺喜美元行革担当相
「8億円熊手騒動」から2年余。渡辺喜美元行革担当相(64)が永田町に復活する。自民党を飛び出し、みんなの党結成、解党を経て、今回はおおさか維新から比例代表で出馬。再び議員バッジを手に入れたわけだが、一方で、リベンジの選挙戦で失ったものもあった。
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「『お父さん(故・渡辺美智雄元副総理)の頃から支援していましたよ』という声をいただきまして……」
当確後の第一声で、涙を流しながら渡辺氏はこう語った。そこには「忍従の2年」の辛さが滲(にじ)み出ているかのようだった――。
本誌(「週刊新潮」)報道により、大手化粧品販売「DHC」の吉田嘉明会長からの不明朗な8億円借り入れ問題が明るみに出て、「熊手を買った」と詭弁を弄(ろう)し、熊手ではなく世間の反発を買うことになった渡辺氏。その後、彼はみんなの党の代表を辞任し、落選した挙句に東京地検特捜部の事情聴取を受け、東京・松濤の豪邸から三鷹のマンションに引っ越す「転落人生」を歩んできた。
だが、まさに禍福は糾(あざな)える縄の如しで、渡辺氏失墜の引き金となった吉田会長とは、「手打ち」話が進んでいるのだという。
「(ネットなどで配信されている)DHCシアターの番組に出演しないかと依頼があったんです」
と明かすのは、渡辺氏本人だ。
「DHCシアターの役員さんから電話をもらいました。当然、吉田会長の了承のもとでの連絡だったと思いますが、その時点で私はおおさか維新の公認候補になっていましたので、政治的中立性の面で迷惑をかけてはいけないと思い、選挙後に改めて日程調整しましょうということにした。出演依頼していただいた恩を仇で返すわけにはいきませんし、吉田会長にも一度お目に掛かりたいですね」
「仇敵」とのわだかまりは消え、復縁間近の模様の渡辺氏。一方で、落選中は夜の会合が減り、お酒も糖質やプリン体がゼロのものを選んでいたこともあって、80キロあった体重は68キロまで減っていた。しかし、
「選挙戦が始まって、1日5食の生活を続けていたら、73キロまでリバウンドしてしまった。選挙戦はとにかく腹が減るんです」(渡辺氏)
吉田会長だけでなく、一度、「縁切り」したはずの脂肪とも「復縁」した結果、スリムな肉体を失ってしまったのである。
「浪人中は、食事制限や1万歩ジョギングなど『自前ライザップ』をやっていました。また68㌔まで戻して、できれば腹筋を6つに割りたいね」
とも語った渡辺氏だが、支援者からはこんな声が聞こえてきそうである。
腹筋割っても、政党割るな!
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