シャープという“おもちゃ箱”を手に入れたホンハイ会長 「液晶のプリンス」に批判集中 シャープ戦犯たちの終戦(2)

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 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下入りが決定し、104年に及ぶ独立経営に幕が降ろされたシャープ。その“終戦”を、「ロケット・ササキ」(新潮社)の著者・ジャーナリストの大西康之氏がレポートする。

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 まだ払い込みは完了していないが、ホンハイが約束通り3888億円を振り込めば、シャープは当座の資金難から解放される。しかしそれと引き換えに、「独裁者」テリー・ゴウ(郭台銘)会長の下で無理難題を言われ続ける日々が待っている。すでに「占領政策」は始まっている。...

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