石坂浩二と浅丘ルリ子が離婚以来の初共演 脚本には倉本聰

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 テレビ朝日が“朝ドラ”(NHK)や、この3月に終了した“昼ドラ”(東海テレビ)といった毎日放送する「帯ドラマ」枠をスタートさせる。

「同局初の帯ドラマ。プロデューサーには東海テレビで昼ドラに15年携わった服部宣之もいるので、ノウハウが活かされるのでしょうが、キャストがもの凄い」(業界誌記者)

石坂浩二、浅丘ルリ子

 15年ぶりの連ドラ主演となる石坂浩二(75)。共演に浅丘ルリ子(76)、加賀まりこ(72)、有馬稲子(84)、五月みどり(76)、野際陽子(80)、藤竜也(74)、ミッキー・カーチス(77)、八千草薫(85)、山本圭(76)。計775歳、平均78歳である。この大御所たちを配して、あの倉本聰(81)が老人ホームドラマを描くというのだ。シナリオライター役の石坂以外は全員、映画・テレビで功績のあった大女優、大俳優役。題して「やすらぎの郷(さと)」。

加賀まりこ、有馬稲子


「浅丘が石坂の元妻であることは言うまでもありませんが、2人が出会ったのがやはり倉本脚本の『2丁目3番地』(1971年)で、今回は2000年の離婚以来、初の共演。そして加賀は石坂の元彼女……」(同)

 撮影風景の方が気になるが、是非観たいというのは映画評論家の白井佳夫氏。

「倉本さんも自身の集大成という思いがあるだろうし、出演者たちも覚悟の集結でしょうから」

 配役はまだすべては決まっていない。この先、浅丘の元カレ、小林旭(77)の出演も期待できる。

 放送開始は来年春。時間帯は未定だが、半年間放送されるという。

 皆様、お体大切に。

週刊新潮 2016年7月14日号掲載

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