銀座クラブ「佳つ乃」が20カ月で閉店…郷ひろみとの噂もあった伝説の芸妓
いくら入れ替わりが激しい世界とはいえ、このあっけない幕切れは誰にも予想できなかったに違いない。
6月17日、銀座8丁目の高級クラブ「佳つ乃」が閉店したのだ。郷ひろみ、奥田瑛二など、流した浮名は数知れない“伝説の芸妓”佳つ乃(52)が地元京都を離れ、鳴り物入りで銀座に進出してからわずか1年8カ月後の事である。
クラブ関係者の話。
「5月の終わりに、佳つ乃さんから閉店の旨を知らせる手紙が届き、驚きました。閉店前の1週間は、お客全員、飲み放題でお代は取っていなかったですね」
基本料金1人4万円で飲み物代は別、という高級クラブが“無料開放”とは気前がいい。
一方、かつて働いていたホステスの1人が言う。
「噂は聞いていましたが、こんなに早いとは。ただ、給料をめぐるトラブルはありました。『入店時は時給4000円と聞いていたのに、支給額を時間で割ったら2500円よ。やってられない』と言って出て行った子もいましたよ」
それは聞き捨てならない。佳つ乃さんに訊ねると――。
「そんなことおへん。もし事実やったら、事件になってますやろ。ただ、私と気が合って一緒に頑張ってくれる子もおれば、合わん子もおりました。そういう子は、いろんなところで、いろいろ言わはるでしょう。みんな昼の仕事があるアルバイトさんやったし」
それにしても、たった20カ月。銀座と京都では勝手が違いました?
「常連さんにほんまにお世話になっておりましたので、決して経営は悪くなかったんどす。ただ、もともとお店は、長くても3年しかやらへんと決めていました。ところが今年の正月に京都に帰ったときに、75歳になる母親が老け込んでまして。その姿を見て、家族で過ごす時間を増やしたいと思って、閉店の時期を早めたんどす。少なくとも2年は、ゆっくり過ごすつもりどす」
再び“伝説”が動き出す日を楽しみに――。
速報「娘はフェイク情報を信じて拒食症で死んだ」「同級生が違法薬物にハマり行方不明に」 豪「SNS禁止法」の深刻過ぎる背景