薬物疑惑浮上のTUBE前田に直撃取材 「記事が出るたびにお袋に電話」「高知さんとは面識ない」

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元俳優の高知東生こと大崎丈二(51)

 元俳優の高知東生(のぼる)が覚醒剤取締法および大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことで、その名が取りざたされた人物がいる。他ならぬTUBE・前田亘輝(51)。それというのも、高知および前田は、現在服役中の元暴力団関係者の交遊録中の人物とされてきたからだ。

 さる芸能関係者によると、

「彼は芸能界のタニマチとして知られ、なかでも高知とは昵懇の間柄。高知は500万円の機械式腕時計を贈られたり、表参道の高級和食店でしょっちゅう接待されたりしていました」

 その高知が醜聞の渦中となった今、実際に、

「“前田もシャブを止められないんでしょ”といった声が各方面から出てきているのです」(同)

■「記事が出るたびにお袋にも電話しなきゃいけないし……」

 前田を直撃したところ、

「その方とは飲み屋で会ったりしましたもん。ぼくは自分でおカネ払いますし、逆にそういうところが気に入られちゃったのかなと思うんですけど」

――なぜ覚醒剤使用疑惑が持ち上がるのか?

「ぼくが聞きたいです。どうしてなんでしょう。覚醒剤やってますか?なんて言われれば、あの、“やってない”なんて言うに決まっていますから。もう、そう言うしかないんですけど~。ASKAさんのときもぼくの名前出ましたし、(島田)紳助さんの際にも記事が載ったりとか」

─―例えば、マリファナだったら、ハワイなどでやった事実があるとか?

「全然ないっすよ。(すーっと息を吸って)はい」

─―この悪い評判をどうしましょうか?

「事務所には態度を改めろって言われましたけど。飲み歩くからだと思うんすけど。記事が出るたびにお袋にも電話しなきゃいけないし。逆に、なんでぼくがこういう風になるんだと思います?」

─―受け答えが要領を得ないとか、目の焦点が定まっていないとか、何人もの方が疑っています。

「そんなこと、一度もないですよ」

─―高知さんとは?

「は、直接面識がないです。電話番号も交換したことないですし」

─―せっかくの「夏休み」前なのに。

「いやあ、ほんとに、だから時期的なものがあるのかなあ、とかね」

 ぼくにとってはちんぷんかんぷん。前田はそう繰り返すのだった。

女優の高島礼子(51)

■高島の所属事務所社長は――

 高知について、

「彼は、ビジネスで一旗あげたいと理想を持ってきました。けれど、引退前後から手掛けていたエステ事業などが芳しくなく、そのストレスが覚醒剤へ走らせたのではないか」(社会部デスク)

 という見方があるが、精神科医の片田珠美氏の分析によると、

「高知さんの心理は、アンビバレントな状態になっていたと思われます。すなわち、収入も芸能界での地位も自身を凌駕する妻への嫉妬。にもかかわらず、さまざまな面で妻を頼らざるを得ない状況からくる敵対的依存。こういった夫婦関係では、妻が“支え手”としておカネを出してしまっていることが多いんです」

 高島が所属する太田プロの磯野太社長に聞くと、

「逮捕後、高島とは今後について話し合いました。しかし、結婚や離婚というプライベートなことを会社からは一切指示していません」

 高知が所持していた覚醒剤は、4グラムと多量。元東京地検特捜部検事で弁護士の高井康行氏によれば、実刑の可能性もあるという。

「特集 もうすぐ『あー夏休み』なのに『TUBE前田』に直撃! 覚醒剤130回分を所持! 麻取に性癖まで捜査された『高知東生』と『高島礼子』の夫婦生活」より

週刊新潮 2016年7月7日号掲載

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