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千代田・中央・港区以外の東京は「地方都市」だ
■地域再生の成功学(5)
「空き家」問題は地方特有のものと勘違いされがちだが、じつはもっとも空き家数が急増し、日本経済に負の影響をもたらすと懸念されているのは東京都である。
「千代田・中央・港区などのごく一部を除けば、東京も地方都市のひとつに過ぎない」と看破するのは、東京神田の空きビル街の再生プロジェクトをはじめ、日本全国で遊休不動産を活用した「現代版家守」をプロデュースする清水義次さんだ。
この清水さんの見方に賛同するのは、ベストセラー『里山資本主義』の著者で、地域振興の専門家の藻谷浩介さんだ。...
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■地域再生の成功学(2)
岩手県にある人口3万3000人の紫波町が賑わっている。駅前のオガールプラザには全国から続々と人が集まり、家賃もうなぎ上り。ついには町の人口増加も見えてきたという。
ごくありふれた農業の町に、どうして全国から人が集まるのか?
『里山資本主義』の著者で、地域再生の専門家の藻谷浩介さんが、その「陰の立役者」として注目するのは、紫波町の公民連携開発事業「オガールプロジェクト」に参画する都市再生プロデューサーの清水義次さんだ。...
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