上海で最優秀女優賞 藤山直美が抱える悩みは“松竹新喜劇の低迷”

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 PM2・5でも不審船でもない。珍しく彼の国から吉報が届いた。女優の藤山直美(57)が、上海国際映画祭で日本人初の最優秀女優賞を受賞したのだ。

 文化部記者が解説する。

「阪本順治監督と16年ぶりにタッグを組んだ主演映画『団地』で主婦に扮し、そのユーモラスな演技に高い評価が集まりました」

 もともと藤山は、菊田一夫演劇賞大賞や、毎日映画コンクール女優主演賞など、数多くの賞を受賞している演技派だ。しかし、海外の賞は今回が初。本人も感慨ひとしおだろう。

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