インドの人食いライオンを銃殺できないワケ 半年で6人の死者

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 日本に“人食いツキノワグマ”が現れたかと思えば、インドでは“人食いライオン”の出現である。

 西部グジャラート州に広がるギル森林国立公園。インドで唯一、野生のライオンが生息するこの野生生物保護区の近隣の村々は、今年、次々にライオンに襲われるという恐怖に見舞われた。死者は6カ月で6人だ。

「熱波を避けて戸外で寝ていた50代の女性が襲われ、小屋で寝ていた60代の男性も犠牲に。5月下旬には屋外で寝ていた14歳の少年が複数のライオンによって食い殺され、助けようとした父親も重傷を負いました」(現地ジャーナリスト)
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