大友克洋、4年ぶりの新作短篇発表
発売中の「芸術新潮」7月号で、大友克洋が描き下ろしSF短篇「悪いロボットも壊れたら地獄へ行くの?(邦題)」を発表している。同誌2012年4月号掲載「DJ TECKのMORNING ATTACK」の続編である。今回も手彩色によるオールカラーのマンガで、第2特集「大友克洋と見るバンド・デシネ」内に収録。もともと描写の細かい大友がオールカラーにこだわるのは、バンド・デシネの影響も少なくないだろう。
■バンド・デシネとは?
バンド・デシネとはフランス語圏で刊行されているマンガのことで、略称はBD(ベーデーまたはベデと読む)。...