速水もこみち、プロデュースする料理商品の売上げは5億円!

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 副業、二刀流、いやいや、もはや天職なのだろうか。

 かれこれ11年前、仲間由紀恵の「ごくせん」の生徒役で人気者となった、速水もこみち(31)が、ついに自らキッチン用品のブランドをプロデュース。その名も、「MOCOMICHI HAYAMI」と意気込む。

 料理をする姿でもいまや主婦層のココロをつかむ彼が、日頃愛用しているドイツ・ヘンケルスの包丁、アメリカ・ビタクラフトのフライパン、日本・富士ホーローのホーロー用品など、一通りが揃うという仕掛けだ。

「タレントが衣服や装身具とコラボすることはありますが、これは本格的。速水がメーカーと議論して、鍋の目盛りの位置など細かい部分にもこだわった品々です。自身のブランドのロゴも入っている」(芸能記者)

 速水は、日本テレビの朝の情報番組「ZIP!」で、3分間ほどの料理コーナー、「MOCO’Sキッチン」を2011年から担当。

 そのレシピ本はシリーズ化され、1作あたり5万部は売れる。13年には料理本のアカデミー賞と言われるグルマン世界料理本大賞の日本料理部門でグランプリを受賞したほど。

「これまでに高級オリーブオイルやフライパンなどをプロデュース。料理関連商品の売上げは、すでに約5億円と見られています」(同)

 昨年は石原さとみ主演の「5→9〜私に恋したお坊さん〜」で英会話講師を演じ、役者仕事もしてはいる。

「10年ほど前は期待の星でしたが、イケメンだけに演技が下手だと余計に目立つ、と評価を下げるようになった。子供の頃から料理好きで研究熱心だと料理コーナーに抜擢され、息を吹き返しました。料理での人気が役者稼業を後押ししている本末転倒の状態ですね」(同)

 歌を忘れたカナリアかな。

週刊新潮 2016年6月23日号掲載

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