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99歳は白寿、100歳を超えると仙寿だそうだ。稀であればこその祝い名だが、それが当たり前になるとどうか。むろん、健康に100歳を迎えられればめでたい。だが、現実には不健康寿命が延び、命を維持するコストで国が破綻する事態になりかねないという。
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「人生100年生きていくことが当たり前になる未来に、もはや戦後のやり方は通用しない」
小泉進次郎代議士らは4月13日、「2020年以降の経済財政構想小委員会」でこう提言し、高齢者にかたよる社会保障を見直す必要性を訴えた。...
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日本の将来を決めに行こう――。そう言って微笑む広瀬すずを担ぎ出し、政府が盛んに喧伝した「18歳選挙権」。全政党、マスコミが諸手をあげて賛成した憲政史上初の試みは、悪しきポピュリズムではないのか。評論家の呉智英氏が昨今の「愚民主主義」を憂う。
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今月十日、十八歳選挙権制初の国政選挙が行なわれた。この半年余、全マスコミ、全政党が異常な政治啓発キャンペーンを展開した。標語風に言えば「あなたの一票が政治を変える」ということになろう。これと類似の標語は保革を問わず語られた。...
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