テレ東「世界ナゼそこに?日本人」に統一教会信者がたびたび登場…弁護士団体が“公開質問状”

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 月曜21時放送の人気番組『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~』に統一教会(世界平和統一家庭連合)の信者が複数回登場していたのを受け、テレビ東京に“公開質問状”が送られる事態になっていた。6月9日発売の「週刊新潮」が報じる。

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 『世界ナゼそこに?』は、世界各地に暮らす日本人を取材する「ドキュメントバラエティ」。放送内容についての申入書を作成したのは、統一教会の霊感商法被害の救済と根絶を目的に、弁護士たちによって結成された「全国霊感商法対策弁護士連絡会」である。

テレビ東京

 連絡会がテレ東社長らに宛てた書面によると、番組内で統一教会の女性信者が複数名取り上げられていたという。

〈当該日本人女性が外国人男性と海外で家庭を持つに至った経緯、あるいは当該日本人女性が海外に渡りそこで生活を送っている経緯について、虚偽の事実を織り交ぜた物語を創作して放映している〉

〈恋愛を絶対的に禁止され、教祖文鮮明の指名により見ず知らずの外国人男性と結婚し、家庭を持ったことを秘匿し(中略)宣伝材料を与えてきたことについて、深刻に憂慮しております〉(「申入書」より)

 テレ東に対し、連絡会は6月10日までの回答を求めている。

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 「週刊新潮」6月9日発売号では、女性信者が実際に登場した放送回を明かすほか、信者であることを番組スタッフが知りながら隠していた可能性についても紹介し、この件を報じる。

週刊新潮 2016年6月16日号掲載

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