東郷平八郎、山本五十六も通った“海軍料亭”が焼失 131年の歴史

国内 社会

  • ブックマーク

 歴史がまた一つ消えてしまった。かつての海軍御用達だった、神奈川県横須賀市にある老舗料亭「小松」が、5月16日、火事で全焼した。地元記者によれば、

「1階部分から火が出ているとの通報が通行人から17時過ぎに入りました。現場の真横が消防署であるため、すぐさま消火活動にあたったのですが、鎮火は翌朝7時過ぎ。現場に面した国道16号線は4時間も通行止めになるほどの騒ぎで、のべ1300平方メートルが焼け落ちました」

 料亭「小松」は日本海軍の中枢機関「鎮守府」が横須賀に移された翌年、1885年に創業。...

つづきを読む