「新ゲーム機」の開発費捻出のため? 任天堂の「マリナーズ」売却
ニンテンドーDSやWiiなど革新的なゲーム機を次々に発売し、世界中のファンを魅了してきた任天堂が、ここ数年ほどは苦境から抜け出せずにいる。大手紙経済部記者が言う。
「4月27日に開かれた決算説明会によると、16年3月期の売上高は5044億円で7年連続の減収。ピークは09年3月期で、売上高は1兆8386億円でした」
なぜここまで落ち込んでしまったのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が解説する。
「2011年頃からアジアでiPhoneが爆発的に普及して以降、ゲームはスマホでプレイするのが主流になりましたが、任天堂はゲーム機に拘り、昨年までスマホに参戦してこなかった。...
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