細野豪志の白髪の理由 苦労ではなく“娘の影響”で「吉川晃司気取り」

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 この1年ですっかり白髪が増えた感のある民進党・細野豪志代議士(44)の晴れ舞台だった。新党結成で政調会長の座を山尾志桜里議員に譲っていたが、

「18日、都内のホテルで彼の派閥、自誓会の政治資金パーティーが開かれました」

 とは、政治部記者。

民進党・細野豪志代議士

「900人ほどが参加したのですが、熊本の余震が続く中での開催となった。それに配慮したようで、急遽、東日本大震災で家族を亡くした黄川田徹議員と震災についてのディスカッションを行い、懇親会に移るという2部制に変更。何も黄川田さんを引っ張り出さなくてもと、違和感を感じた人もいたようです」

 八方美人で知られる細野サンらしい配慮である。が、民主党の政調会長を経験し、少しは成長したかといえば、

「政調会長とは名ばかりで、枝野幹事長の下、その役割を果たしたのは代表代行の長妻昭さんでした。本来は、保守の支持を再び民主党に引き寄せる政策を打ち出すのが彼の役目だったのに、内輪ではLGBT(性的少数者)についての法案を出したいと言い出し、呆れられたことも」(同)

 さらには、

「合併の際に、民進党の綱領・政策検討チームの一員として参加したのですが、またも長妻さんに任せきりで、評価を落としてしまった」(同)

 民進党の関係者が言う。

「本人は40代で総理になりたいと周囲に話していた。まずはポスト岡田を狙っているのでしょうが、この1年間はストレスが溜まる一方。実は白髪染めをやめたのはドラマ『下町ロケット』に出演していた吉川晃司さんを娘さんが“かっこいい”と言ったからなのですが、見た目で苦労しているように見えますよね」

 頭髪にふさわしい政治家の重みを――。

週刊新潮 2016年4月28日号掲載

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