藤本美貴 東大教授と共著を出版で順調に歩むママドル路線

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

 異色な組み合わせである。ミキティこと元モーニング娘。の藤本美貴(31)が東京大学大学院の開(ひらき)一夫教授と共著を出版したのだ。

 その本『ミキティが東大教授に聞いた赤ちゃんのなぜ?』(中央法規出版)は、題名のごとく、1男1女の母親である藤本と開教授の対話をもとに、イラストや写真もまじえた育児書である。

 開教授は岩波新書の『赤ちゃんの不思議』などで知られる。もともとは工学を研究しており、赤ちゃんの能力に驚いて発達過程を科学的に調べるようになった。

「藤本は長男が4歳、長女は昨年夏に生まれたばかり。開教授と以前にテレビで共演したことがある。研究者が本を書くと専門的になり難しくなるので、子育て中の人に先導役になってもらい、わかりやすく伝えたいという考えが開教授の側にあったそうです」(芸能記者)

 確かに、字は大きく、育児の合間にも読みやすいようなつくりになっている。

「ミキティはなかなかやり手のママドルと言っていいですね。東大教授との共著で箔がついた。今後、育児を語るにも、やんちゃになってくる男の子と赤ちゃんとふたり分の出来事を材料にできます。子育てママに向けた美容やファッションでも注目されたり、ビジネス感覚もある。先を見通して着々と動いています」(同)

 藤本がお笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春(40)と結婚したのは2009年のこと。昨年には約1億5000万円と言われる豪邸を完成させている。

「せっかくのテレビコマーシャルが打ち切りになったばかりの矢口真里(33)のように、元モーニング娘。は苦戦が多い。藤本は転身に成功した珍しい例です」(同)

 本の表紙には東大の写真まで入っているぞ。将来は教育ママ分野にも進出?

週刊新潮 2016年4月21日号掲載

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。