綱取りはムリだと皆知っていた「琴奨菊」の遊びすぎ緩みすぎ

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 終わってみれば、白鵬の36回目の優勝と、ちっとも面白味のない結果に終わった大相撲春場所。戦犯はこの人、大関・琴奨菊(32)である。綱取りが注目されるも、勝ち越しがやっとという不甲斐ない15日間だったが、場所前の姿を見れば、結果は自ずとわかっていた。

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 大関は先場所、日本出身力士として10年ぶりに優勝を遂げた。連覇すれば、18年ぶりの日本人横綱の誕生と期待が高まる中、冷静だったのは、元横綱の北の富士勝昭氏である。

 初日のNHKの中継では、
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