また捕まった83歳スリ師「デパ地下のさと婆」の手口
ひとりの老女が、JR上野駅で逮捕された。神山さと、83歳。
「3月18日、上野駅構内で開催中の物産展に来ていた女性買い物客(65)のバッグから、現金4000円入りの財布を抜き取ったという、窃盗の現行犯です」(社会部記者)
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実はこの老女、“デパ地下のさと婆”なる異名で知られる“スリ師”だった。
「この道60年以上のスリ師で、逮捕は今回で24回目とも言われています。デパートの地下食品売り場で買い物中の女性の財布を狙うことから、“デパ地下”と呼ばれた」(同)
この“さと婆”、決して生活に困って犯行を繰り返したわけではない。
「中野区に所有するアパートの家賃収入で暮していました。身に着けるものも派手ですが、時折見かけなくなる。本人は旅行とか入院とか言いながら、実際はその間収監されていた」(同)
どこかで更生していれば、83歳で逮捕なんてことはなかったはずなのだが、
「スリ師は更生できません。死ぬまでやめられないんです」
と言うのは、元兵庫県警刑事の飛松五男氏だ。
「もちろんお金に困ってスリを働くこともありますが、一種のクセなので、スリできる状況になったら、自然と体が動いてしまう」
手口はさまざまだが、
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